よくみる、よくきく、よくかんがえて。

お知らせ

園長先生のつぶやき ~「新しい年」~

 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 今年一番の寒気と共に始まりました第3保育期ですが、先にお知らせしておりますように3期からは外遊びの制限の解除と砂場遊びが始まります。一つひとつが震災前の様子に戻りつつある安堵を感じながらも、震災前とはまた違うそれぞれの活動の意味を考えさせられます。運動的な意味に留まらず、同じクラス以外の友だちとの触れあいや、一番身近で今まで一番遠かった“土”という自然物の不思議さを指の先から、体全体から感じとって欲しいと思います。

新年明けてすぐのお餅つきや、2月にはお別れ会食、3月には年長組さんは親子パーティーと食を介して触れあう機会も多い3期です。遊びの中とはまた違う距離感の中で触れあい、気持ちを感じとって欲しいと思います。

 風邪やインフルエンザなど流行性の病気が流行ってきております。ご家庭におかれましてもご家族共々どうぞお気を付け下さい。(賀門)

園長先生のつぶやき(12月) ~「ドキドキする~!」~

「ドキドキする~!」          
 …という言葉は、ステージ練習後のお子さんの一言です。そう、明日はいよいよ発表会。これを書いている日も保育室や大ホールでそれぞれのクラスが、それぞれ一生懸命に練習に取り組んでいます。園内発表会ではようやく全体の形を覚えてきて、小さい組さんに観てもらっていることよりも、自分がステージの上に立ってセリフ等を喋るだけでいっぱいになっている状態だったお子さん達。それがすっかりお芝居の全体の流れと言葉のやりとりも自分達のもの。ステージ上の大道具などの配置や、最後の片づけも自分達で率先して取り組んでいる姿を見ていると、園生活の中での深く、そして質の高い意識の深まりを強く感じます。自分がしたいことをすることでの満足では無く、誰かの視線を感じて、その誰かの満足のために動くことが出来る…そういう気持ちが普段の生活やお店やさんごっこ、発表会などの行事で、より一層育まれてくれれば嬉しいと思っています。
 気がつけばもう十二月。一年の締めくくりです。クリスマスなどの楽しい行事と共に、一年前を振り返るために、一年前のお子さんやご自分の写真を見る機会を持っていただけると、日々の流れに紛れて気づきにくい、変化や成長に気づけるかもしれません。
 風邪などの流行性の病気も徐々に流行ってきております。お子さまのみならず、どうぞお体にお気をつけください。

園長先生のつぶやき ~「話す」ということ~

 先日、県の教員研修大会が矢吹町で行われ、本園の教員も参加してまいりました。普段の目の前の保育から離れた中で、様々な分科会に参加し、振り返ることができました。私が参加した分科会では「保育を開き保育を伝える」というテーマの下で講義や話し合いが行われたのですが、私自身がその中で印象に残ったのは「共に語り合う大切さ」という部分でした。分科会としては幼稚園の先生を対象としたものですが、この大切さは決して保育者だけのものではなく、様々なところで重要性が増しているように思えます。それは例えば、大人同士だけでは無くて、子どもと子ども、そして大人と子ども、親と子どもにも当てはまるように思えます。
 幼稚園に入る前からお子さん達が持ち始める自分の意志や気持ち。それを大事にする中で、自分では無い他の人の気持ちに気づいて、その気持ちを自分の糧にしていくことが大事になってきます。一番最初に気づく自分以外の気持ちとして、お母さんやお父さん、そして保育者とのやりとりは大事です。その意味は全てを肯定するでも否定するのでも無く、親として保育者として意見をお子さんにヤンワリと伝えて考える機会を与えることだと思います。例えすぐには上手くいかず分からなくても、そうして蒔いた小さな種はちょっとずつ芽を出していきます。
 今月は年中組さんと年長組さんはいよいよ発表会です。お子さん達同士での対話を通じて、自分の思い通りにならない部分もあると思います。普段のお子さんとは違う姿が見られるかもしれませんが、思いを摺り合わせて見えた新しいお子さんの姿、その成長を見ていただければ幸いです。(賀門)

昨日は小さい組さんとのお店やさんごっこ…いっぱい“お話”しながら楽しんでたね(^^)

昨日は小さい組さんとのお店やさんごっこ…いっぱい“お話”しながら楽しんでたね(^^)

子育てKeyword ~ 「スマホは悪?善?」~
 ここでも“対話”が重要です。どんなに便利になっても、子どもの“相手”にはなれない意識は大切ですね。そういった意味では絵本も同じだと思います。

もみじ会、開催中です♪(^o^)

本学園のトップページにもありますように、「第67回 もみじ会」を今日と明日開催しております(^^)
幼稚園ではお子さん達の作った作品の数々を展示しています。

飾るだけの作品では無くて、実際に道路を作って転がしたり、妹が出来たみたいに大事に抱っこしてのままごとをしたり…思いがいっぱい詰まった木工作やヌイグルミを年長さんは飾っています。

星空へ、レッツゴー!(^o^)

星空へ、レッツゴー!(^o^)

森の中の、大事なお家だよ♪

森の中の、大事なお家だよ♪

年中組さんは紙粘土を触ってその感触を楽しみながらイメージを膨らませて作った作品を飾っています(^^)
本物みたいな食べものや、細かいところまでイメージを込めて作ったムシやデザート…とっても素敵です(^o^)

焼き鳥の照りが…美味しそうな感じを更にアップ!

焼き鳥の照りが…美味しそうな感じを更にアップ!

本物みたい!(本物はもみじ会の別会場(Maple Garden)で販売しております(^^))

本物みたい!(本物はもみじ会の別会場(Maple Garden)で販売しております(^^))


   ※MapleGardenについてはリンクを参照して下さい(^^)

各学年の水彩画も一人ひとりが楽しそうに描かれた作品がいっぱい!
明日は卒園児と未就園のお子さん方を対象とした“(卒園児・未就園児)バザー”もあります。
皆様、どうぞお誘い合わせの上お越し下さい(^^)

父母の講座「福島・郡山と放射線(この地域の身近な調査から)」開催について

本園では父母の講座を開催しております。
この度平成25年度第4回として「福島・郡山と放射線(この地域の身近な調査から)」の講座を以下の通り開催いたします。
本来は在園児及び卒園児の保護者の方を対象としておりますが、今回は一般の地域の方々におかれましても、参加希望を募りますので、お気軽にお誘い合わせの上お越しいただければと存じます。
 混乱期から2年半。数々の暮らしに密着した調査結果と、そこから見える「今」を考えていく講座と対話になればと思います。

 参加希望の方は、10月22日までにお電話(024-923-4001)かメールにてご連絡下さい。よろしくお願いいたします。

<日 時>
 平成25年10月28日(月) 午前9時40分~12時

<場 所>
 学園内講義室(予定)(人数に応じますので、決定後お知らせいたします)
  ※9時30分に幼稚園会議室に集まっていただいた後に移動します。

<講 師>
本学食物栄養学科 教授  諸岡 信久先生

<内 容>
 (1)園長あいさつ     
 (2)みんなでトーク(50分程度)      … 園長、(主事)
  ・日々感じている色々な気持ちや思いを、気軽なおしゃべりの中で、出していただく時間です。
  ・内部被曝について           
(3)諸岡先生の講話(90分程度) … 本学教授 諸岡 信久先生
  ・これまでの調査から
  ・(2)の内容を踏まえてのお話
 (4)質疑応答

園長先生のつぶやき~「小っちゃな手、小っちゃい動き」~

 運動会では多くのご協力をいただき、誠にありがとうございました。おかげさまでお子さん達の笑顔と、真剣なまなざしがいっぱい溢れた運動会になったかと思います。心より感謝申し上げます。
 運動会が終わり、本園では“もみじ会”に向けての気持ちを向けていきます。運動会の中で身体全体を力強く使った後は、手(指)そのものを使って作ったり、手に針や糸、金づちや釘を持って、細かな作業を楽しんでいきます。
 先日見ていた年中さんの紙粘土製作でも、手の中でこねられる粘土の堅さや形、そして温度といった変化をその小さな手で感じながら、思い思いの形を細かく指を動かしながら作り上げていました。運動会の様な活動との対比で“動と静”と良く比喩されますが、見た目の動きの大きさが違うだけで、精いっぱい気持ちを使っているのはどちらも同じ。ですからいっぱい疲れるのも同じです。

思いを指先に…

思いを指先に…

 虫やきれいな花や落ち葉を探して駆け回ったり、そうやって見つけた宝ものをじーっと見る仕草…一つひとつの心の動きを大事にしながら、もみじ会や遠足といった秋本番をお子さん達と楽しんでまいりたいと思います。その成果の一端でもあります、もみじ会展示も是非ご覧いただき、楽しんで下されば幸いです。

指の先“から”…そして指の先“に”

指の先“から”…そして指の先“に”

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〒963-8503 福島県郡山市開成3丁目25番2号