毎日不安な日々が続いております。
明るい日差しも見えますが、まだまだ弱い光…
避難が長期化すればするほど、(大人もですが)お子さん達の心も弱り、病みやすくなってきます。参考にして頂ければ幸いです。
【主な内容】
震災後、現れやすいお子さんの様子 |
- 暗いのが怖いという
- 一人で部屋にいられない、又は一人で寝ることが出来なくなった
- やたらと爪を噛んだり、指しゃぶりをしている
- 妙にべったりと親、又は知っている大人・友達などにくっつきたがる
- 何か言いたげにしているが、話そうとしない
- 奇妙にハイになって騒いでいる
- 年齢に見合わない幼い行動をとる
- 地震遊びをする
- 芝生をむしったり、鋭利な物で土を刺したりする
- 「破壊」につながる行為をする 等
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出来るだけして欲しい対応 |
- とりあえず「ギュッ」とやさしく抱きしめてあげる
- 面倒くさがらずに「ゆっくりと話を聞いてあげる」
- 「お兄ちゃん・お姉ちゃんでしょ」というのではなく「怖いものは大人だって怖いんだよ。恥ずかしいことではないんだよ。お母さんだってお父さ んだって怖かったんだからよく我慢したね。大丈夫だよ。」と言ってあげてください
- 一人で眠れないことを訴えてきたら「じゃあ一緒に寝ようか。だったら大丈夫だよね」と言って添い寝をしてあげる
- 折り紙・お絵かき・作文などを一緒にしてあげる(このとき使う色使いに注意してあげてください。暗い色を選ぶほどストレスが大きいと思われま す。作文や文字の羅列でも字が震えていたりミミズのような感じのものが多ければやはりストレスが大きいと思われます)
誰かと何か一緒に行うこと・話を聞いてもらうこと、これらが今一番子供達に必要と思われます。
- 「甘いもの」チョコレートやキャンディーなどもストレスを軽減させることができます。また、脳の発達に必要ですので与えてあげてください。
- (お子さん達自身の)遊びとか行動で理解することで、自然と元通りになります。
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※無理に気持ちを引き出そうとせず、一緒にいてあげる中で、心の安全弁を少しずつゆるめてあげられるように考えて頂ければ幸いです。
無理矢理気持ちを引きずり出すことは、かえって逆効果です。
大人も気持ちが不安定でありますが、未来を託すは子どもたち…
頭に置きながらお子さんの様子を見て頂ければ幸いです。
・・・とはいえ、お子さん達は大人の方々の様子を敏感に感じ取っています。
大人の方々地震が出来るだけストレスをため込まないように
「思っていることを人に話す」
「適度に体を動かす」
事を気にとめながら、日々を過ごして頂けると幸いです。
また、良い情報があれば掲載致します。