よくみる、よくきく、よくかんがえて。

ダイアリー

幼稚園、再開!

長い休園期間も終わり、5月25日(月)から幼稚園が再び始まりました。

嬉しさ沢山、不安も少なからず…というのが正直なところです。
ただし、その不安が様々な事への注意に繋がるとも考えますので、再開して注意することも終わりではなく、今後も環境衛生の推進、喚起、保育内容と方法については職員一同で検討しつつ、お子さま達の今しか出来ない経験や学びを出来る限り損なわないように努めてまいりたいと思います。

さて、この1~2ヶ月の様子を受けて、幼稚園が始まってお子さん達の口からも
「コロナになっちゃうよ!」
等々と、〝コロナ〟という言葉が頻繁に出ています。大震災の時もそうでしたが、社会にある不安…それを敏感に感じとって、自らの言葉にしながらその〝何とも良く分からない〟事象を、理解しようとしたり、不安を口にすることで消化しようとしているように見受けられます。
石けんでの手洗いや、出入口でのアルコール消毒も、お子さん達も随分と手慣れたものになってきました。一番先に「ニュースタイル(新しい生活様式)」に順応するのは、小さいお子さん達なのかもしれませんね。

そういった変化とは別に、やっぱり楽しい砂場遊び!天気が良い日が続いており、園庭を所狭しと探索しながら、自然に触れています。
水に触れる、土に触れるという、ステイホームではなかなか出来ない経験を、幼稚園では大切にしていきたいと思います。

大震災では「外に出ない」
コロナ渦では「屋内で密にならない」
両極端の災害の中で、人が自然の中で生きるもろさ、弱さも感じます。だからこそ、限られる環境の中でもたくましく生き抜く知恵を考えられるお子さん達に育てていきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

※以下、5~6月の園便りより抜粋
 「一ヶ月近い臨時休園でした。私自身の子どもが行っている各学校も休校になる中、そうそう友だちと会うこともはばかられ、幼稚園を含めた学校に行くという意味を改めて考えさせられました。特に幼少期は教科的な学習の前であり、親離れをしながら自らを家庭以外の社会に順応させて自らの力を広く発揮させ始める時期となります。
 コロナの影響はまだまだあり、行事などの変更も多くあります。この期間で得られなかった経験をそのまま充足させることは叶わないかもしれませんが、視点を変えながら得られることを考えつつ、三密ではない先生や友だちとの濃密な生活経験を大切にしていきたいと思います。
 緊急事態宣言が解除されたとは言え、幼稚園も含めて社会全体でゼロリスクになったわけではありません。今後も環境衛生には気を付けつつ保育を進めてまいりたいと思います。
 改めてご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。」

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