よくみる、よくきく、よくかんがえて。

ダイアリー

園長先生のつぶやき(7月) 「七夕の夢」

 今年も七夕が近くなり、そろそろ園のなかよし通路にも笹飾りと共にお子さん達の夢が書かれた短冊が飾られます。その夢もそれぞれの年代の中で世相を表しており、今年はどんな夢が出てくるのかと私も楽しみにしています。おおよそ小さいお子さんだと○○が欲しいといったものや、ママやパパと○○に行きたいといった内容が多く見られますが、大きくなるにしたがって、○○が出来る様になりたいとか、○○のお仕事がしたいという、無意識ながら自分自身を見つめ、その中にある可能性の先にある夢になっていくように思えます。
 そうしたお子さんが抱く夢は、どういった気持ちから出てきているのか、その背景を考えたり想像したり、時にはじっくりお話をしたりする中で、それまで思っていたお子さんへの見方とはまた違う成長に気付かされるかもしれません。もし、その夢をずっと持ち続けて成長していくなら、その過程の中で失敗やリスク、挫折もあるかもしれません。しかしお子さんはその失敗ですら、親の思うものとは違う価値を持っているかもしれません。
 七夕があると共に、7月は第一保育期の最後の月でもあります。4月に感じた進級や入園での不安とは違うお子さまへの思い。その変化自体がお子さんの育ちかと思います。七夕の夜は、天の川の流れの先にある、お子さんの未来に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

七夕の願い(年長さん)

七夕の願い(年長さん)

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