アサガオの色水遊び
朝晩も涼しくなってきて、園内のアサガオも徐々に元気をなくしてきて、夏の間楽しませてくれていたその綺麗な花を、落とし始めています。子ども達にとってはこれからがまた新しい“発見!”の時。
落ちた花を集めて水を入れると…綺麗な色水の出来上がりです!
大きい組さんはもう何度か経験しているので、その色の感じ、変化を自然に楽しめるようになってきていますが、年少さんにとっては多くのお子さんが初めての体験。お花からジュースが出来る?!なんて驚きです(^o^)
「僕も(私も)やってみたーい!」
大きい組は小さいさんの知らない遊び、出来ない遊びをいっぱい知ってます。そんな大きい組さんの遊びを見て、真似してみたくなるのは必然。
下に落ちた花を集めるんだよ…と教えてあげながら、幾つかの花を水の入った袋に入れてモミモミしていくと…できた!色水!
自分の手の中で出来る変化を言葉を無くして、ジーッと見つめているお子さん達です。
気づくと隣では同じクラスのお友だちも同じようにモミモミ。
「(自分の色水とは違う色になるのかな?)」
「(どうやって揉むのかな?)」
「(上手に出来るのかな?)」
自分の他に友だちの様子もじっくり見て、言葉にはしない中で色々と考えているのでしょうね。
「僕のはこんな色だよ」
この辺りは互いの成果の鑑賞。
大人で言えば、情報や成果、振り返りの共有(シェア)です。
自分の中にだけ閉じ込めるのでは無くて、それを一緒に共有することで、その価値が何倍にもふくれあがります。
大人の世界…でも重要視されてきている、共有と対話…そこからの価値の創造の原点は、もう既にお子さん達の中にあります。
大人になるにつれ、どこで置き忘れちゃうんでしょうね?
子どもの世界から、発見がいっぱいです(^^)