震災から3年…3.11に際して
東日本大震災、そしてその後に係る様々な状況でお亡くなりになった方に対し、心よりご冥福をお祈りいたします。
未曾有の震災、そして東電の原発事故から3年が過ぎました。
見える被害、見えない被害
体の傷、心の傷
過去への思い、未来への思い
この地に住む皆様が、それぞれのお気持ちの中で数え切れないほどの思いを持ちながら過ごされた3年間だったと思います。
“復興”も叫ばれ早3年。
進んだところもあれば、なかなか進まないところもあります。
そうした中で、私たち幼児教育者達が出来る事は、お子さまを健やかに育てること…そして、お子さん達が何も心配なく、元気いっぱいに先生や友だちと遊べるように様々な環境を取りもどし、準備してあげることだけだと思います。その中でこそ、子ども達は自ら持てる『育ちの力』を存分に発揮してくれるでしょう。
今を生きるお子さん達…今を生きることが出来なかった遠いお友だちや大人達の想いも気持ちにのせて…すくすくと育って下さい。
幼稚園はそんなお子さんの育ちを今後も支えつつ、今後もよりよい幼児教育を追い求め、安全で安心な幼稚園になるよう、努めてまいります。
郡山女子大学附属幼稚園
園長 賀門 康博